ChatGPT Excel関数を作ってもらう方法|コピペ用プロンプト集
ChatGPTに関数を聞いたのに、コピペしたら動かなかった。そんな経験、一度はあるはず。
原因はChatGPTの精度ではなく、依頼の仕方にある。正直なところ、プロンプトの型を知っているかどうかで、使い物になるかがほぼ決まる。
この記事では、実務ですぐ使えるプロンプトテンプレと、動かなかったときの再質問フローをそのまま使える形で紹介する。
なぜChatGPTに聞いてもExcel関数が「動かない」のか
コピペしても動かない理由は、だいたい3つに絞られる。
- セル参照がズレている:ChatGPTはA列・B列と仮定して関数を作る。自分のシートと列構成が違えば、当然動かない
- Excelのバージョンが合っていない:GPT-4o以降はほぼXLOOKUPを提案してくる。Excel 2019以前では使えない関数だ
- 依頼が曖昧すぎる:「売上を集計する関数を作って」だけでは、ChatGPTは何をどこに出せばいいかわからない
もう一つ、これ意外と知られていないんだが、一発で完璧な関数が返ってくることは稀だ。実務では「動かなかったのでエラー内容を貼って再質問」という反復が前提になる。最初からそのつもりで使うと、ストレスがぐっと減る。
あと、「英語で聞いた方が精度が高い」という話をよく聞くが、GPT-4o以降はもう関係ない。日本語で詳しく書く方が誤解が少なくて確実だ。
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【基本テンプレ】ChatGPTへの関数依頼プロンプト|3点セットの型
精度を上げる鍵は、バージョン・列構成・やりたいことの3点セット。これを揃えるだけで、返ってくる関数の質がかなり変わる。
テンプレ①|基本の合計・集計系
A列に商品名、B列に単価、C列に数量があります。
D列に「単価×数量」の合計金額を出す関数を作ってください。
使用環境:Excel 2021
書き換える箇所:列名(A・B・C)と使用環境の部分だけ自分のシートに合わせる。
テンプレ②|条件分岐系(IFやIFS)
A列に点数(数値)があります。
B列に以下のルールで評価を表示する関数を作ってください。
・80以上:「優」
・60以上80未満:「良」
・60未満:「可」
データが空白のときは空白を返してください。
使用環境:Excel 365
ポイント:「空白のときは空白を返す」を明記するだけで、IFERROR処理を自動で組み込んでくれる。
テンプレ③|別シート参照・検索系
「マスタ」シートのA列に商品コード、B列に商品名があります。
「入力」シートのA列に商品コードを入力したとき、
B列に商品名を自動表示する関数を作ってください。
一致しない場合は「該当なし」と表示してください。
使用環境:Excel 365
これを使うと、ChatGPTはほぼXLOOKUPで返してくる。Excel 2019以前の環境ならその旨を追記すること。
テンプレ④|日付・期間計算系
A列に開始日、B列に終了日があります。
C列に「営業日ベースの日数差」を出す関数を作ってください。
土日は除き、祝日は考慮不要です。
使用環境:Excel 2021
NETWORKDAYS関数を自動的に提案してくれる。祝日リストが必要なケースも一緒に教えてくれることが多い。
【応用プロンプト】複雑なネスト関数・バージョン別2パターン要求
「IFとXLOOKUPを組み合わせたい」「FILTERで絞り込みたい」、そういう複雑な要件も丸投げできる。ただし、依頼の書き方を少し変える必要がある。
バージョン別2パターン要求テンプレ
以下の関数を2パターンで作ってください。
・Excel 365で使えるスピル関数を使ったバージョン
・Excel 2019でも動く互換バージョン
【やりたいこと】
A列に部署名、B列に売上金額があります。
「営業部」のデータだけを別の列に一覧表示したい。
使ってみて驚いたのは、365版ではFILTER関数、2019互換版ではIF+IFERROR+COUNTIFSの組み合わせと、ちゃんと使い分けて2つ返してくれること。バージョン問題を事前に回避できるのが大きい。
「解説つき」で依頼するテンプレ
上記の関数と一緒に、各引数が何を意味するか
日本語でコメントしてください。
初心者でも後から修正できるように書いてください。
これを追加するだけで、コピペ依存から抜け出せる。「この部分を変えれば別の列にも使える」という説明が返ってくるので、応用が効くようになる。
LAMBDA・LET関数の丸投げテンプレ
消費税込みの金額を計算する処理を、
LAMBDA関数を使って再利用可能な形で作ってください。
税率は0.1(10%)とします。
使用環境:Excel 365
LAMBDA関数の定義方法と、名前マネージャーへの登録手順も教えてください。
LAMBDAはExcel 365限定だが、一度定義すれば何度でも使い回せる。ChatGPTが登録手順まで書いてくれるので、関数の知識がなくても設定できる。
【エラー修正テンプレ】動かなかったときの再質問プロンプト
関数を貼り付けてエラーが出た。そのときに「動きません」と送るだけでは解決しない。エラー名と状況を添えることが解決の近道だ。
反復プロセスの基本フロー
1. プロンプトで関数を依頼
2. Excelに貼り付けてエラー確認
3. エラー名+状況を添えて再質問
これだけ。3回以内のやりとりで動く関数にたどり着けることがほとんどだ。
エラー別・再質問テンプレ
#VALUE! が出た場合
先ほどの関数を使ったところ、#VALUE!エラーが出ました。
A列のデータは文字列で入力されています(例:"1,234円")。
数値として計算できるように修正してください。
#REF! が出た場合
先ほどの関数で#REF!エラーが出ました。
シート名は「売上データ」で、参照先はA2:C100の範囲です。
参照範囲を確認して修正してください。
#N/A が出た場合
先ほどのXLOOKUP関数で#N/Aエラーが出ます。
検索値と検索範囲のデータ形式が違う可能性があります。
検索値は数値、検索範囲は文字列として入力されています。
一致するように修正、またはエラー時に"該当なし"と表示する形にしてください。
関数自体は動くが結果がおかしい場合
関数は動いていますが、結果が想定と違います。
・期待する結果:〇〇
・実際の結果:〇〇
・データの例:A2="営業部"、B2=150000
原因と修正方法を教えてください。
「期待する結果」と「実際の結果」の両方を書くのがポイント。これを添えると、ChatGPTが原因を特定しやすくなる。
まとめ:今日やること1つだけ
今回紹介したプロンプトテンプレを全部使いこなす必要はない。
まず「バージョン・列構成・やりたいこと」の3点セットを揃えて、一つだけ関数を依頼してみてほしい。
動かなかったらエラー名を貼って再質問。それだけで、今日からChatGPTがExcel作業の相棒になる。
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